サイトマップ

ダイアリー

  • Event Rreport
  • Working
  • Driving
  • Life

2019.1.24 WOTYSPEED MGFコイルスプリングコンバージョンキット 販売取付状況の
お知らせ

開発、販売状況のご報告が遅くなり、大変申し訳ございません。当初の予定より遅れ気味でしたが、2018年11月中旬より量産1stロットのコイルスプリングキットを販売、取付け作業を開始することが出来ました。何とか余裕を持って販売とご通知を始めたいと考えておりましたが、部品納入の遅れやデザインの小変更などが生じて、スケジュールは予定通りには行かないものだと痛感しました。昨年に長い時間お待ちになられたお客様ならびに、販売開始前には事実上の完売状態になってしまい、お取付が先送りになってしまったお客様にはご迷惑をお掛けしていることをお詫びします。

販売取付開始からまだ経過時間が少ないため、フィードバックのご意見も少ない段階ですが、お陰様で好評です。
「バネの固さが丁度いい感じ」「路面のうねりを巧く乗り越えて行く感じ」「高速道路上での動きが非常に滑らか、一般道のギャップも気にならない」「ウェット路面での運転に不安感が無かった」「長時間運転で疲れない」「4輪がそれぞれ独立して機能していて、路面の凹凸、段差のショックが一度で吸収され、乗り心地とハンドリングが良くなっている」など乗り味の良さなどを評価して頂いた感想が寄せられています。好評ではありますが、弊社製キットはまだ小改良をしたり付属品を足したりの商品性を高める余地が有り、引き続き開発を止めずに進んでいくつもりです。

1stロットはご予約上において完売状態であるため、新年が開けてから早々に2ndロット製作と販売の準備に掛かっております。2ndロットは10台分のキット製作、販売開始時期は2019年3月中旬を予定しております。通販用のキット価格と弊社お取付け用の価格を分ける事に致しました。通販用はセットアップ用のツール(通常は別売)と詳細手順の取付けマニュアルが含まれます。
皆様のご予約を今後共、お待ちしております。

2018.9.11 MGFコイルスプリングコンバージョンキット WOTYSPEEDオリジナル製品 開発状況と販売開始時期のお知らせ

初秋の始まりを感じる様になってきた今日この頃ですが、皆様元気にお過ごしでしょうか。ドライブが楽しく感じる季節の前に、弊社オリジナルコイルスプリングキットをリリース出来ればと思っておりましたが、現在1.5ヶ月ほど量産スケジュールに遅れが出てしまいました。
最新の発売予定日は11月11〜15日頃を想定して、引き続きに準備を進めております。
試作品でのテスト結果を再検討して、一部の部品の設計変更も行いました。若干、部品点数が増えます。さらに完成度を高めた製品として販売、取付、セットアップが出来ると思っております。

量産コストを抑えるための努力を続けて参りましたが、申し訳有りません。販売価格は当初想定より少しだけ高くなってしまい、23万5千円(税抜き)とさせて頂く予定です。

コイルスプリングキットは一回のロットで作れる数量が最大10セット程度になります。11月中旬にご用意出来る1stロットですが、事前お問い合わせと試乗して頂いた皆様のご予約が有りましたため、
おかげ様で販売開始前にご予約分のみで完売・在庫切れする可能性も出て参りました。(ショックアブソーバーのみの販売は当面は在庫切れのご心配はございません。)
弊社製品に対するMGFオーナーの皆様の期待と信頼が大きいことに感謝の気持ちで一杯です。良い製品を製作してお届けすることと同時に、2ndロットの製作準備にも早期に取りかかり、長期の在庫切れが起きないように努力を致しますので、弊社製品を今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。


2018.6.6 MGFコイルスプリングコンバージョンキット WOTYSPEEDオリジナル製品開発中 2 (MGFオーナー様の牡蛎オフ会旅行記・コイルSP車試乗感想)

<写真は開発中のコイルスプリングキットを組み込んだ弊社テストカー>
  ※今年3月、弊社開発中のコイルスプリングキット装着のテストカーを、H様にお貸しして一泊二日のツーリングで使用して頂きました。(H様はMGFを新車購入されて以来、ずっとその一台を愛用されてきたオーナー様です。)本稿は、その時の様子が伝われば...ということで、旅行記を後日にまとめて頂いたものです。貴重な長距離ツーリング時の評価にもなりましたが、何よりも楽しい旅の足車として活躍してくれたことに私は安堵しました。
弊社の製品にどのような印象を持たれたのかを、是非ご一読下さい。

『3/24(土)
暖かな朝。天気も良さそうです。 朝5時過ぎに東京の自宅を出発。
用賀ICから東名に、途中で新東名に分岐し、一路西へ。
早朝ということで特に渋滞もなく、快適なドライブです。 (Photo1)
7時過ぎに駿河湾沼津SA到着。 ここで、Sさん一家、Wさん一家、Fさん一家と 合流です。
上島珈琲のモーニングを食べて一息ついたら、7時40分頃出発です。 BRGのFで参加することを事前に伝えていなかったので、走り出した Fを見て、みんな驚きの表情。そりゃそうですよね。
21年間ボルケイノに 乗っている私が他の色のFに乗っているんですから。!

約1時間の走行後、浜松SAで休憩。予想通り、Sさんが試乗したいと おっしゃったので、浜松SAから刈谷SAまで運転していただき、その間 私はめったに乗らないFの助手席を堪能しました。
助手席は思いのほか快適。路面の突き上げや細かな凹凸もほとんど 気になりません。ハンドルから伝わってくる振動がドライバーを疲労 させていることを、ハンドルのない助手席で実感です。

刈谷SAからは再びハンドルを握ります。途中、四日市付近で渋滞に はまり、抜けるのに1時間以上要してしまいましたが、そんなことも あろうかとiPodに80年代のヒットソングを山ほど格納してきたので、 渋滞もさほど苦ではありません。
伊勢湾岸道ができて以来、西へのアクセスはとても楽になりました。
予定より1時間遅れの13時に嬉野PAに到着。ここで、岡山から参加の Nさん一家と合流の予定でしたが、こちらが遅れてしまったので、 先に買出しに行っていただき、宿で合流することにしました。 (Photo2)

14時過ぎに、毎年お世話になっている三重県鳥羽市の宿に到着。 いわゆる昔ながらの旅館です。目の前に的矢湾が広がり、そこでは あおさを養殖しています。
到着したらすぐに宴会の準備です。駐車場スペースをお借りして、 持ち込んだバーベキューセットと炭で火をおこし、牡蠣を焼いていきます。 (Photo3)
牡蠣は合計120個。宿に安価で準備していただきました。 ((Photo4)
今年の牡蠣は、時期も終盤ということで大振り。しっかり火を通さないと 当たるかも、との宿の方のアドバイスに従い、じっくり焼きつつ ほおばります。
持ち寄ったワインや日本酒、ウィスキーとともに食べる焼きたての 牡蠣は最高にうまいです。 (Photo5)
他にも、マシュマロやサツマイモも焼いたりして、くだらない話を つまみに日が暮れるまでうまい牡蠣と酒を堪能しました。
http://www.toba-utsumi.com/

17時くらいに一旦お開き。ひとっ風呂浴びたら、今度は宿が 準備してくれた夕食です。料理自慢の宿なだけあって、どの料理も うまいです。 (Photo6)
さすがにそうたくさんは食べられないですが、それでもたいていの 料理は食べてしまいます。 食事が終わったらレクレーションタイム。Nさんの子供たちと トランプやウノに興じます。
でもさすがにロングドライブとお酒が響き、22時くらいで就寝です。

3/25(日)
翌朝は7時頃起床。朝風呂に入り、7時30分から朝食です。 食事を終えたら、9時前に出発です。 2日目は、毎年恒例の伊勢神宮を目指します。
Nさんの次女の小学6年生にいたく気に入られ、Fの助手席に 乗りたいとせがまれたので、宿から伊勢神宮まで乗せてあげます。
軽いワインディングですが、助手席の姫はまったく気にする様子も なく、学校の吹奏楽の話を楽しそうに聞かせてくれました。

1時間くらいで伊勢神宮に到着。例年のことで駐車場がすぐに満車に なってしまうので、朝早めに出発して正解でした。
おかげ横丁をぬけ、お伊勢さんをお参りしたら、Nさん一家、 Wさん一家とはここでお別れ。 (Photo7) 伊勢神宮から少し離れた茶屋でぜんざいを食べたら、伊勢神宮を 出発。事前に予約してあった昼食のお店に向かいます。

伊勢道の津ICを降り、鈴鹿市にあるその店は、すきやき・しゃぶしゃぶが 楽しめるお店。伊勢神宮参拝のあと、ここでランチを食べるのがすっかり 恒例行事となっています。 (Photo8)
肉は柔らかくてジューシー。エネルギーを補充し、これからの ロングドライブに備えます。
http://www.matoba-net.co.jp/

食事が終わったらここで解散。おのおの、帰路に着きます。 私もSAでこまめに休憩をとりつつ、東京に向かいます。
やはりというか、大和トンネル付近で大渋滞。鈴鹿を15時過ぎに 出発して、自宅に着いたのは24時を回りました。 翌日、会社を有給にしておいてよかったです。

総走行距離約1000km。ほぼ1人の長距離運転ですので当然 疲れはしましたが、それでも新しい足回りのお陰で疲労はずいぶんと 軽減されたと思います。
硬すぎず柔らかすぎず、縦方向のショックはきちんと吸収した上で 路面状況はハンドルを通じてきちんと伝えてくれるので安心感も あります。
自己主張しすぎず、きちんと仕事をする、真面目な職人のような足回り、 という印象でしょうか。
そう言えば、Fを買ったばかりのときはこんなフィーリングだったかも。。。 と遠い遠い記憶がよみがえってくるような感じでした。』

WOTYSPEED 後記:
>H様、この度は長文の旅行記をお寄せくださり有り難うございました。
思い起こせば、MGFというスポーツカーは元々は長距離ドライブに向く性格のクルマでした。それがいつしか様々な理由と状況が重なり、だんだん遠出をするのが億劫になるようなクルマに経年で変わっていってしまったと感じます。
弊社のコイルスプリングキット装着後の一つの側面として、長距離ドライブしても疲れにくい乗り心地と、飽きにくい乗り味。
もう一つの面としては、ひとたび運転に集中したときにはコーナリングそのものを気軽に安全に楽しめる足であること。どちらも大切な要素であり、共に満足出来るような部品設定と適切なセッティングを追求して提供していきたいと思っております。

    

2018.3.18 MGFコイルスプリングコンバージョンキット WOTYSPEEDオリジナル製品開発中 1

<写真は開発中のコイルスプリングキットを組み込んだ弊社テストカー>
  ※既存製品取付車よりMGFに適した理想的な車高を、デフォルトで設定しています。

 [御紹介] 近年の傾向としてMGFのトラブルの代表的な事象は、その特徴的なサスペンション形式であるハイドラガスサスペンションの老朽化に在ります。非分解部品であるハイドラガスユニットの内部に経年劣化による不具合が生じて、フルードの外部漏れが無くても乗り心地及びロードホールディングに著しい悪化が感じられる個体が増えてきました。新品で交換用の部品が入手が困難のため、ここ数年来は海外から輸入したコイルスプリングコンバージョンキットを取付けて修理に当って来ました。しかしながら、取付セットアップをしている弊社としては、より良い製品を提供したいという考えが在り、この度はオリジナルのキットを製作することにいたしました。構想から試作部品の設計、試作品や量産化に向けた見積もりなどの準備期間を経て本年に試作品第一号が出来上がり、2月に弊社テストカーに組付けしました。現在、テスト中で走行の度にセット変更を試みながら、各種データ採取を積み重ねております。

 [キットの部品構成内容] 
①ショックアブソーバー(日本製、減衰力調整機構装備、ダストブーツ付き) 4本
②前後スプリング (日本製)4本
③スプリングホルダー 4個
④車高調整アジャスター 4セット

 [弊社製品の方向性、特徴]
 ・パッセンジャーの方も含めて長距離ドライブを楽しめる、乗り心地の良いサスペンションキット
  を念頭に開発しています。
 ・軽快でハンドリングが良く、リラックスしてコーナーでの運転を楽しめるようにします。
 ・長期間の使用が可能になる様に、充分な設計強度と耐食性の高い部品を使用します。
 ・従来販売製品と殆ど変わらない程度の販売価格を想定して、ご用意出来る予定です。
 ・ショックアブソーバー単体セットの販売も致します。既存のコイルスプリングキットを
  取付した方にもご利用が可能です。コーナリング及び高速道路等で安定性が向上します。